よくある質問

内装解体工事にかぎらず、建設工事ではトラブルがしばし起こります。多くは、業者のモラルやサービス体制が至らないことが原因。無用なトラブルを避けるため、起こりがちなトラブルの例とその回避方法を事前に把握しておきましょう。

問い合わせ時の口頭でのやり取りなどで概算見積もりを出す業者は多くいますが、あくまでそれは大まかな“概算”の金額です。この後に正式な見積書などを出すのが基本ですが、なかにはそれらの必要書類を提出せずに工事を進めてしまう業者がいます。依頼主は概算のアバウトな金額しか認識していないため、請求時になって予想外の金額に驚くというトラブルが多発しています。

こう回避しましょう
必ず見積書などの書面にて金額の確認を行いましょう。見積書にかぎらず、書類に不備が目立つ業者はいろいろな点で信用に欠けるものと判断してかまいません。

工事前には必ず現地調査に基づいた見積もりが出されますが、ここで入念な調査が行われないと、見積もり金額と実際の請求金額に大きな差が出てしまうことがあります。もちろん工事を進めていくうちに発生する追加工事もありますが、必ず依頼主に確認し、了承を得てから取りかかるのが正式な手順です。依頼主に許可なく工事を上乗せし、「請求金額が勝手に増えていた」と判明するケースも少なくありません。

こう回避しましょう
現場調査後の見積もりは内訳まで確認し、項目の抜け漏れがないかをチェックしましょう。わからない点は必ず確認し、現場でも説明された通りの工事が行われているかをチェックしましょう。

近年では建設リサイクル法による整備が進みクリーンに進められている産業廃棄物処理ですが、なかには不正ルートでの処理や不法投棄を続けている悪質な業者も存在します。

不法投棄によって適正な分別解体と再資源化がなされずにいると、地球環境に悪影響がおよびます。そればかりか、不法投棄を行った業者はもちろん依頼主にも罰せられてしまいます。

こう回避しましょう
「産業廃棄物処理をどのように行っているのか」をあらかじめ質問しておくことはもちろん、発行されたマニフェストも細かくチェックして気になる点があればすぐに確認しましょう。

トラブルを避け、無駄な工事や無駄な費用を発生させないためには、信頼できる業者選びが非常に重要になってきます。モラルある企業姿勢を持ち、管理が行き届いた業者を選ぶことで、内装解体は安全かつスムーズに進むでしょう。

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